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ぼくらの小春日和(習作) 

ブッダの詩を聞くために
ぼくらは狂い咲きの桜の下を歩いています
あの寺院までの道のりを
まるで仲直りしそこねたみたいに
手もつながず黙って歩いています

ぼくらの歩く足下は
昔きれいなせせらぎが流れていましたね
覚えていますか
泣いてしまったぼくの手を
あなたは強く握ってくれた
覚えています
あなたの湿った小さな手を

僕だけ歳をとったはず
あなたは大人になれずに消えてしまったはず

いま僕と一緒にいる美しい人は誰ですか

あなたはいつもやさしい
あなたの手はいつも暖かい


皺だらけの手で僕を諭してくれた人があなたなのか


あなたはいつもあなたで
いつも誰かだ

あなたはいつも僕のそばにいてくれる
そしてどこにも見当たらない

鐘が鳴る鐘が鳴る鐘が鳴る

気がつけば僕はひとりで歩いている

遠くで手を振るのは
あなただろうか
遠くで手を振るのは
あなたの姿の僕であろうか
この道を歩くのは
僕だけなのだろうか
柔らかな遺影 CM(3) TB(0)
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14

もう歳末かぁ 

もわもわで
あなたはむくち
ふわふわの
めがねがくもる
しゅはきませり


ねぎですか
アンテナはねぎ
ねぎなんだ
銀河にメール
送信中

みそひともじ CM(2) TB(0)
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07

悪夢三首 

鵯がなく不安ないろの空の下
いつまでたっても
終わらぬ散歩



あちこちに
エレベーターが古びおり
どれにのっても
そとにでられず


青空を吸い込むような煙突を
たずねてゆけば亡き母が棲む

みそひともじ CM(2) TB(0)
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05

地球の歴史 

ゴキブリとギンナンつぶし
このほしに新しき種
自転車棲む
みそひともじ CM(0) TB(0)
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05

空を見上げたり 

悲しみが静かな笑みにかわるまで
やま かわ もりの優しきことよ
みそひともじ CM(0) TB(0)
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