2016.01.18(Mon):思いつくままに
外に出ると大雪だ
バスは運休
道には誰もいない
何の音も立たない

森を抜けて駅に出ることにした
小一時間の雪散歩だ
今朝は鳥も鳴いていない
大雪なのだ

白いものが落ちている
どこで眼鏡を落としたのか
良く見えない

骨のようだ
真っ白い華奢な骨だ
よく見ようと顔を近づけると

いい匂いがした
知っている
大切な匂いの記憶

踏まれてはいけない

大きなシデの木の根元に
隠した

びゅうと
風が吹き
空が泣いたような気がした

電線の雪が落ちた
記憶は深淵に帰り
眼鏡はちゃんとかけている

毎朝見る
真っ赤な服を着たおばさんが
今朝もゲラゲラ笑って
歩いている
もうすぐ駅だ

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