2016.01.28(Thu):思いつくままに
子供のころ住んでいた家を思い出しました

僕の部屋は狭く汚かった
小さな窓が天井ぎりぎりに一つありました
薄いガラスが嵌めてありました

夜になると僕は椅子を持ってきて
背伸びをして外を見ました

ずみの花が咲いていました
早咲きの木なのでしょうか
ちょうど学期の変わり目だったから
覚えています

真っ暗な外に
骸骨のように白いずみの花がくっきり見えました

ずみの木の下に誰かが立っているような気がしました
確かに知っている人です
胸が締め付けられるようなずみの実のような酸っぱいような気がしました

風もないのに電線がびゅうと鳴りました
ずみの木の下には誰もいませんでした

TrackBackURL
→http://hiruneneko33.blog15.fc2.com/tb.php/400-dd9c708a
Secret