2016.02.14(Sun):思いつくままに

目をあけた
ノロノロとコーヒーを淹れる
覚醒しない
今日が何曜日なのかわからない

「目覚めています」
声を出して言ってみる
こんな声だったろうか

とにかく部屋にいてはいけない

お気に入りの帽子とブーツはすぐに見つけられた

ドアは凍り付くように冷たい
強く押して
用心深く外にでる

空は明るい
白い雲が美しい
動かない雲
夜のように暗いのは私のいるところ
まるで絵だ
時間の消失なんてあるのだろうか

南の湿った風が吹くが
春の匂いはしない

こじれた季節の中では
過ぎし日の幻影だけが現実となる

苦しくても受け入れて生きるのよ
たしかに聞こえた
何も受け入れたくない
罪の償いをしに生まれてきたのではない

心に包帯をしっかり巻いてきたのに
血が滲んでしまっているようだ

部屋に戻ろう

扉に鍵をして窓も閉めて
誰にも見られないように
包帯を外そう
ひどい血だ

生きる意味を問うなど私には所詮無理な話
問えるような生ではない

きれいな包帯に取り替えて
閉じこもっていよう

雨が降ってきたらしい静寂だ
おなかの中の光の玉が見えてくる
体内の光が消えたわけではないのだ

誰にも言わないでおこう
光がふたつあることは

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