2016.11.30(Wed):思いつくままに

なんのことはない扉を開けたらスーツ姿の卵屋が立っていたスーツなら少しは身のこなしに気を使うから卵を割ることはないという卵屋は3つ卵を籠に入れてだんなどうですこの卵はもぎたてですよ植物性の卵です鳥が産んだんではないからヘルシーですというどこに地図の話を割り込ませようかじっと卵屋の目をのぞき込むと卵屋の目は青い藍に近い青は海を映している島が見える卵屋の目の中に地図があるのだ

2016.11.23(Wed):思いつくままに

それでは地図だそもそもこの世の中の造りは知ってはならないこの国を支配しているのは国王でもなく国民の代表でもない国外の怪しい不審者が発するイメージに感応するイデオロギーに似た快感が真実であり教師たちは日夜嘘の地理を自らの真実となるまで唱え洗脳を受ける快感から逃れられない教えてはいけないことは人殺しでも戦争でもない真実を教えてはいけない地図をもって旅の開始を決定することはよほどおめでたいものの証拠でありめでたいものはすべて虚の喜びであることを薄々知っている俺が生まれた時にはめでたいと祝いがあったがその後の俺の生涯は何一つめでたいものだったろうかという身に沁みついた繰り言を捨てるためにも真実の地図が必要となり卵屋を急いで見つけねばならない


2016.11.12(Sat):思いつくままに


そうだバイクがある走るはずのマシン手入れだけは長年してきた乗っていないマシンありったけの服を着こんでいけば寒くは無いと言いたい咳をするようなエンジン音は俺にお似合いである甘ったるい感傷がないと移動もままならないのは今に始まったことではないが突き刺さる言葉が老体の銃弾のトリガーになった息子よ感謝するぜ実は息子はお前ひとりではないお前には衝撃だろうがやがてはわかるどうってことはない俺が急に旅立つこともどうってことはない瞬間がつながってゆくこの街道を誰しもが旅をしているだけだ
2016.10.29(Sat):思いつくままに


そもそも卵屋がどこにあったか重症の左右盲の私は街の地図を探さなければならない散らかった部屋散らかった思考と言い換えることが容易なイライラとする安定感のない床に猥褻なのは実はカップラーメンとかレトルト食品という生存欲と快楽のコンセントを探し少しは部屋を明るくしなければ弾むなんて野望はお笑い草というわけだ

2016.10.23(Sun):思いつくままに


軽く弾めるのなら青空の奥の奥まで弾んで星の秘密を見るという錯覚の遊びを積み上げるためにまずは発条の準備を始めるために月夜に卵屋の裏に行って死にぞこないの発条職人に飛び切り濃い西洋焼酎とトランキライザーを渡すことから計画しなければならない