2017.01.25(Wed):思いつくままに
弾むために必要なのは単に心どこにあるのか誰もわからないくせにあれやこれや議論だけは喧しい心それだけが弾む道具なのだよ卵屋は笑いながら答える鏡を見ているだけの俺は卵屋が笑ったと思っているが俺はここ数年笑っていないそれでは誰が笑っているんだ卵屋は鏡の中の俺であり瞳に映るのは俺しかいない独り言もういいのだ重い体を引きづってでも外に出て笑えるようにしなければ旅は始まらない思考は役に立ったことのない邪魔な双子の兄弟だ軽く弾むためには思考はしばらく黙らせて歩き始めるのがいいのだろうバイクとか乗り物は思考が伴う歩こうそうだ歩こう
2016.12.18(Sun):思いつくままに

なんだお前ひとの目をのぞき込みながら自分が怯えてるなんてはははははははところでうちの裏の発条屋は死んだよ死んだということは役には立たないってことだがそもそもお前の設定がおかしいんだ軽く弾むのに発条屋を探そうとした原点に問題があるそいうおびえたお前の目が語っていいるわいすべての怯えや不安は実は真実を感知できる能力のある者に許された特権であり正解というものは無数の選択肢の中のただ一つを外してしまうと怯えが襲ってくるうまい仕組みだなははははははははは

2016.12.10(Sat):思いつくままに
とりあえずという取りもあえずのような時間の対話において卵屋に部屋の中に入ってもらったという卵屋の意思の介在しない動作は引き続き椅子に座らされ眼の中の地図を写し取るという何の深い魂のやり取りもない見つめあいを午前の柔らかな光は包み込んだ
2016.11.30(Wed):思いつくままに

なんのことはない扉を開けたらスーツ姿の卵屋が立っていたスーツなら少しは身のこなしに気を使うから卵を割ることはないという卵屋は3つ卵を籠に入れてだんなどうですこの卵はもぎたてですよ植物性の卵です鳥が産んだんではないからヘルシーですというどこに地図の話を割り込ませようかじっと卵屋の目をのぞき込むと卵屋の目は青い藍に近い青は海を映している島が見える卵屋の目の中に地図があるのだ

2016.11.23(Wed):思いつくままに

それでは地図だそもそもこの世の中の造りは知ってはならないこの国を支配しているのは国王でもなく国民の代表でもない国外の怪しい不審者が発するイメージに感応するイデオロギーに似た快感が真実であり教師たちは日夜嘘の地理を自らの真実となるまで唱え洗脳を受ける快感から逃れられない教えてはいけないことは人殺しでも戦争でもない真実を教えてはいけない地図をもって旅の開始を決定することはよほどおめでたいものの証拠でありめでたいものはすべて虚の喜びであることを薄々知っている俺が生まれた時にはめでたいと祝いがあったがその後の俺の生涯は何一つめでたいものだったろうかという身に沁みついた繰り言を捨てるためにも真実の地図が必要となり卵屋を急いで見つけねばならない